社会福祉HERO’S

ムービー出演者インタビュー(ホームケア・アテンダント仲田恵梨香さん)

編集部ニュース

2018.12.10

社会福祉の魅力を伝えるプロモーションムービーにご出演いただきました特別養護老人ホーム ホームケア・アテンダントの仲田恵梨香さんにお話をうかがいました。

<編集部>
プロモーションムービーを拝見して、ICT(情報通信技術)を介護に活用されていることに興味を持ちました。

<仲田さん>
私が勤務する特別養護老人ホームナザレ園では、ICTをスタッフ間の情報管理に役立てています。これまで紙ベースで行っていた介護記録をデータ化することで楽に、素早く情報共有できるようになったのが大きなメリットですね。近年タブレットデバイスを導入したことで、パソコンに向かわなくても、その場で必要な情報を入力できるようになり、ますます管理がスムーズになりました。

<編集部>
具体的には、どのようなことに活用されているんですか?

<仲田さん>
ご利用者の方々の体調管理が大きなところですね。ひとりひとりの毎日の体調や食事の摂取量、排泄の時間などを細かく記録。スタッフ間で情報を共有しているので、担当が変わっても同じケアをすることができるんです。また、ケア中の会話や気づいたことといった日記的な記録も併せて行うようにしていて、ご利用者の方たちとのコミュニケーションに役立てています。ICTを導入したことでケアの質が格段に向上しましたね。

<編集部>
情報を管理・共有することが良質なケアに繋がるんですね。

<仲田さん>
タブレットでご利用者の方たちの写真を撮ってご本人やご家族の方に見せてあげたり、好きだと話していた音楽を流してみたり。健康管理以外の部分でも役立っているんですよ。

<編集部>
今回ムービーにご登場頂いたご利用者さんたちの、その後のエピソードなどがあれば教えてください。

<仲田さん>
トイレの排泄が1人でできるようになったとご紹介した方は、昨夏体調を崩して一時期寝たきりになってしまった事があって。その時に自信をなくしてしまったのか、体調が回復して以降も、食事や歩行など1人ではせずにスタッフに甘えてしまうようなところがあったんですね。でもムービーに出演して以来、少し自信が取り戻せたのか、トイレ以外にも1人で歩いて施設内を移動するようになるなど、生活に徐々に変化が現れはじめました。ムービーの公開も「楽しみだねぇ」と、照れくさそうに教えてくれましたよ。

<編集部>
ムービー出演がご本人の自信回復に繋がったなんて、とてもうれしいです!

<仲田さん>
ほかにも、認知症で入所している元家具職人の方にご登場頂いたのですが、その動画を見たご家族が「仕事道具を触ったら、なにか思い出すかもしれない」と、昔使っていた大工道具を施設に届けてくれました。この間は家で一緒に買っていた犬を連れてきてくれて。ムービー出演がご本人だけでなく、周りの人たちの変化のきっかけになったんだなと、スタッフみんなとても嬉しく思っています。

<編集部>
仲田さんは今後どのような介護福祉士になりたいと思っていますか?

<仲田さん>
ご利用者の方たち一人ひとりときちんと向き合った介護をしていきたいですね。年を重ねることで健康面や心理的に不安を感じたり、自信をなくしてしまうことも多いと思うんです。そんな諦めの気持ちで日常を送るのではなくて、毎日の暮らしの中に希望や楽しみを見つけてほしい。少しでも、そのお手伝いができたらいいなと思っています。そのために必要なのはやっぱり日々のコミュニケーション。何気ない会話の中に新しい発見や気付きがあると思うので、そこを大切にしていきたいですね。

<編集部>
貴重なお話、ありがとうございました!

仲田さんご出演のムービーはこちら!

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